Q.マンションの室内で子供や赤ちゃんが泣いたり叫んだりする声の反響音が気になります。騒音問題や苦情を言われないか心配です。解決方法はありますか?

Q:マンションの室内で子供や赤ちゃんが泣いたり叫んだりする声の反響音が気になります。騒音問題や苦情を言われないか心配です。解決方法はありますか?

A:弊社は防音一筋45年の老舗となりますが昨今、マンションや戸建てであってもお子様の声についてのご相談を多く頂きます。
子供の声は成人の声よりも高音域にあり、人間が最も敏感に感じる周波数帯に位置するため、うるさく感じやすい傾向にあり苦情につながることも少なくありません。

子ども_騒音

ご自身のお家の騒音が気になる方や逆にお隣さんの声が気になる方もいらっしゃいますよね?
できれば近隣の方とのトラブルは避けたいものです。
そこで、ここでは大掛かりな工事を行わなくてもできる防音対策についてご紹介いたします!

①家具の配置を変える:


家具_本棚_配置


本棚やクローゼットなどの家具を壁際に配置し音を遮断させたり子供が走りづらいように配置したりすることで、騒音を軽減する。


②吸音材を壁に貼り付ける:

壁_吸音材_貼り付け
吸音材とは、空気中に伝わる音のエネルギーを吸収し、音を減衰させる素材です。室内の反響音を軽減したり、残響時間を調整したりする効果があり、騒音対策や音響環境の改善に欠かせない材料です。こちらを壁に一面に貼り付けることで声を吸収します。


③遮音材を壁に貼り付ける:

壁_貼り付け



遮音材とは、音を遮断して透過させないようにする素材のことです。音を反射させることで、隣の部屋や外部への音漏れを防ぎます。遮音材は、音の面密度や質量が高いほど性能が高く、一般的に鉛シートや重いゴムマットなどが用いられます。こちらも吸音材同様壁一面に取り付けることが理想です。

ここで防音の基礎知識!
吸音と遮音では防音の目的が違います。音を吸収して、音の反射を防ぐ〈吸音〉と音を遮って、音の通り抜けを防ぐ〈遮音〉を同時に行うことが大切となります。
より高い防音効果を得るためには吸音材と遮音材を両方使う必要がありますが、まずは吸音材から試して頂くことをおすすめしております。

防音対策の基礎知識をもっと詳しく知りたい方は下記をクリック!

 

防音対策基礎知識


対策①であげたような家具の位置を変えることは現実問題難しいですよね…
また、壁一面に遮断物がないと効果を得ることができません。
そこで弊社の簡単に取り付けができる吸音材・遮音材について紹介させていただきます!

まず、弊社で口コミを多数頂いております吸音材ホワイトキューオンです!

こちらは子供が触っても安心な素材(ペットボトルと同じポリエステル100%)でできており、お子様が誤って口に触れるなど万が一の場合でも安全です。また、柔らかく軽い素材のためどなたでも簡単に使用できる商品で高い吸音性能、断熱性能がございます。
断熱材としてもご利用できますので節電対策にも大活躍です!

ホワイトキューオン


もし、吸音材だけでは効果が物足りないと感じる方は併せて遮音材も取り入れてみてください。
弊社の遮音材シャットオンシートは非常に重量のある薄いシート状の防音遮音材で重たい素材のため、気になる音や振動を減衰します。環境に配慮した素材のため、燃焼時に有毒ガスが発生せず、ご家庭でのご使用も安心です。

シャットオンシート

遮音材のみの使用では、主に音の伝達を遮断する効果となり、室内での音の反響音が大きくなってしまいます。ぜひホワイトキューオンを併用していただき、室内の反響音をおさえることをおすすめしております。

今回の防音相談室はいかがでしたか?

お子様の元気な声は力をもらえますが、時として問題につながることもあります。
できれば子供に『静かにして!』と怒らずに過ごしたいですよね…。
ぜひ、大掛かりな工事を行わずにできる防音対策を取り入れてみてください。

弊社では音に関するご相談をチャットにて受け付けており、防音専門の担当者が対応させていただきます。
ご不明点などございましたら、こちらからお気軽にお問い合わせくださいませ(^^)

ご相談お待ちしております!

 


 

←防音相談室へ戻る