Q.集合住宅・マンションの隣室の人の声がうるさいです。対策する方法はありますか?

Q.集合住宅・マンションでの隣室の人の声がうるさいです。対策する方法はありますか?

A.毎日過ごすお部屋は日々の疲れをリセットする大切な場所であり、ご自身や家族とのプライベートな空間です。そんな中お隣さんの声が聞こえてしまうのはリラックスできずストレスが溜まってしまいますよね…
今回はお隣さんから漏れてくる音に関する防音対策をご紹介いたします!



騒音_悩む_女性


①まずは、大家さんや管理会社に状況を伝え、相談する:

相談_女性


管理会社は、入居者の快適な生活環境を維持する責任があります。相談する際には、騒音の具体的な内容(音の種類、時間帯、期間など)を詳細に伝え、証拠(録音など)があれば一緒に提出するとより効果的です。管理会社は、騒音の状況を把握し騒音の発生者に対して注意を促すなど、適切な対応をしてくれるはずです。ご自身で直接クレームを言いに行ったり、壁を叩くなどの行為は悪化する可能性もあり危険ですのでやめましょう。



②自治会やお住まいの市区町村又は都道府県の「公害苦情相談窓口」の相談員等に相談する:

相談_男性


戸建ての場合は、管理会社がございませんので自治会や相談窓口に相談しましょう。こちらも相談する際には、騒音の具体的な内容(音の種類、時間帯、期間など)を詳細に伝え、証拠(録音など)があれば一緒に提出するようにしましょう。



③家具の配置を変え、音を遮断する:

家具_本棚_配置


本棚やクローゼットなどの家具を壁際に配置し、音を遮断することで騒音を軽減する。壁一面に障害物を置くことで音が遮断されます。

 

④吸音材を壁に貼り付ける:

壁_吸音材_貼り付け


吸音材とは、空気中に伝わる音のエネルギーを吸収し、音を減衰させる素材です。室内の反響音を軽減したり、残響時間を調整したりする効果があり、騒音対策や音響環境の改善に欠かせない材料です。こちらを壁に一面に貼り付けることで声を吸収します。

 

⑤遮音材を壁に貼り付ける:

遮音材_壁_貼り付け


遮音材とは、音を遮断して透過させないようにする素材のことです。音を反射させることで、隣の部屋や外部への音漏れを防ぎます。遮音材は、音の面密度や質量が高いほど性能が高く、一般的に鉛シートや重いゴムマットなどが用いられます。こちらも吸音材同様壁一面に取り付けることが理想です。

ここで防音の基礎知識!
吸音と遮音では防音の目的が違います。音を吸収して、音の反射を防ぐ〈吸音〉と音を遮って、音の通り抜けを防ぐ〈遮音〉を同時に行うことが大切です。
より高い防音効果を得るためには吸音材と遮音材を両方使う必要がありますが、まずは吸音材から試して頂くことをおすすめしております。

防音対策の基礎知識をもっと詳しく知りたい方は下記をクリック!


防音対策基礎知識


対策①②のような対応は、おおごとになってしまいますし、なるべくトラブルは避けたいですよね…そこで、ご自身で簡単にできる対策をぜひ試してみてください!
今回は弊社の簡単に取り付けができる吸音材・遮音材について紹介させていただきます。

まず、弊社で口コミを多数頂いております吸音材ホワイトキューオンです!

ホワイトキューオン

ホワイトキューオンはSDGsの実現を目指した、環境にも人にも優しい商品でペットボトルをリサイクルして作ったエコマーク認定素材です。ポリエステル100%のため、お部屋の中でも安全安心にご使用いただけます。高耐久性能も兼ね備えており、長期間のご使用が可能です。また、柔らかく軽い素材のためどなたでも簡単に使用できる商品で高い吸音性能、断熱性能がございますので初めて防音対策される方にもってこいの商品となります。断熱材としてもご利用できますので節電対策にも大活躍です!

もし、吸音材だけでは効果が物足りないと感じる方は併せて遮音材も取り入れてみてください。

シャットオンシート


弊社の遮音材シャットオンシートは非常に重量のある薄いシート状の防音遮音材で重たい素材のため、気になる音や振動を減衰します。環境に配慮した素材のため、燃焼時に有毒ガスが発生せず、ご家庭でのご使用も安心です。

遮音材のみの使用では、主に音の伝達を遮断する効果となり、室内での音の反響音が大きくなってしまいます。ぜひホワイトキューオンを併用していただき、室内の反響音を抑えることをおすすめしております。

もし、ホワイトキューオンとシャットオンシートを併用する場合は、貼る順番がとても大切となりますので是非ご確認ください。

<貼り付け方法>
ベニヤ板に遮音材「シャットオンシート」を貼り、その上に「ホワイトキューオン厚み50mm」を貼る。
(隣室側 - シャットオンシートを貼ったベニヤ板 - ホワイトキューオン- 自室)
スペースに余裕があれば、ホワイトキューオンを2枚重ねにしてお使いいただくと、より効果が高まります。

遮音材は重くホワイトキューオンに直接貼れませんのでご注意ください。
壁にしっかり貼り付ける必要がありますので、原状回復の必要な場合ベニヤ板などに貼り付けご利用ください。ベニヤ板の準備が難しい場合は、遮音材の代替としてホワイトキューオン厚み7mmを使用する方法もあります。

遮音材_吸音材_貼り付け_順番
さて、今回の防音相談室はいかがでしたか?

お隣さんの防音対策、残念ながら部屋は選べてもお隣さんを選ぶことはできません…。
毎日の過ごす場所ですので少しでも快適に暮らしたいですよね。
ぜひ、吸音材ホワイトキューオンから取り入れてみてはいかがでしょうか?

弊社では音に関するご相談をチャットにて受け付けており、防音専門の担当者が対応させていただきます。
ご不明点などございましたら、こちらからお気軽にお問い合わせくださいませ(^^)

ご相談お待ちしております!

 


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